デリバリーカジノ(出張カジノ)はチップを換金できるの?景品交換なら違法にならない?
ギャンブル大好き!元パチンコ店店長の”ななしー”です。
カジノにも、デリバリー(出張)サービスがあるんですね。知らなかったです。
〇〇カジノと言えば、気になるのが換金できるのか?景品と交換できるのか?ですよね。
今回は、そんなデリバリーカジノ(出張カジノ)の換金について調べてみました。
この記事の要点は、下の目次を見ればおおよそ分かります↓
目次
レンタルではなくデリバリー(出張)してくれるカジノ
これまで、アミューズメントカジノやカジノバーなど、お店としてのカジノについて書いてきました。
今回は、デリバリーカジノです。
デリバリーとは、日本語で宅配や出前と言う意味です。
デリバリー(出張)カジノとは、カジノを出前してくれるサービスなのです。
具体的には、カジノで使うテーブルやルーレットをそのままセットで用意してくれて、更にディーラーまで準備してくれます。
例えば「パーティーや地域の催し物などでカジノゲームをやりたい!」って思ったとします。
でも、カジノのテーブルは購入するとウン十万円もするので、自前で用意するは大変です。
レンタルでも数万円かかりますし、あんな大きいものをどうやって運べばいいのでしょうか?
それに購入してもレンタルで借りても、ゲームを進行するディーラーの用意が一番の課題です。
そんな人におすすめなサービスが、デリバリーカジノ(出張カジノ)です。
デリバリーカジノは、ゲームに必要なルーレットやテーブル、そしてディーラーまでもが指定したパーティー会場に用意してくれます。
カジノができる会場さえ確保すれば、後はすべて準備をしてくれるので、これなら気軽にカジノが楽しめます。
デリバリーカジノは、ディーラーも含めたゲームの進行までやってくれる便利な出張サービスです。
まだまだ、デリバリーカジノを行っている会社は少ないですが、IRカジノの実現が近づくに連れて、どんどん需要が増えるのではないでしょうか。
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デリバリーカジノのチップはお金に換金することはできない
さて、今回の本題に入ります。
デリバリーカジノは、チップを換金することはできるのか?の答えですが、お金に換金することはできません。
「できない」とうより「換金してはいけません」と言う表現が正しいと思います。
と言うのも、アミューズメントカジノやカジノバーは、お店が換金してくれるのかどうか?がポイントでした。
しかし、デリバリーカジノはお店ではありません。
お客さんがカジノ店に行って遊ぶのではなく、お客さん自身がカジノを主催するのです。
それに必要な道具類をデリバリーしてくれるのが、デリバリーカジノ。
カジノのルールは、お客さん自身が決めることになります。
だから、チップを換金しようと思えばできます。
でも、これは賭博罪に違反しますので、間違えなく警察に逮捕されるでしょう。
仲間内で、違法ギャンブルをしていることになりますからね。
このような違法行為を防ぐためにも、デリバリーカジノ業者は「金銭を賭けること・換金することは禁止」と利用規約で明確に禁止しているところがほとんどです。
「デリバリーカジノはチップを換金できない」のではなく、「デリバリーカジノを利用して、チップを換金することは賭博罪で禁止されている」となります。
カジノのゲームを純粋に楽しむ、そんなパーティーを開催しましょう。
お金を賭けて勝負してはいけません。
高額な景品を賭けると賭博罪に違反する可能性がある
お金を賭けること・チップを換金することが禁止されているのなら、優勝者に景品を用意するぐらいはいいのでは?と思いがちです。
でも、カジノゲームに景品を賭ける(用意する)ことにも注意が必要です。
例えば、ビンゴ大会の参加者が参加料を支払って、それに賞品を用意するのは合法とされています。
また、ゴルフコンペで優勝賞金が用意されていても、それがスポンサーからの賞金ならこれも合法とされています。
しかし、仲間内の賭け麻雀のように、参加者が各自お金を賭けるとこれは賭博罪に違反します。
参加料として支払っていたり、スポンサーなど第3者が賞品(景品)を用意すれば、賭博罪にはならないと言われているのが一般的です。
また、賭博罪は「いくらまでならお金を賭けても良い」と金額が決まっているわけではありません。
法律上は、1円でも賭ければ賭博罪に違反します。
でも賭博罪については、専門家の中でも常に判断があいまいな部分があるのも事実。
賭博罪になる”恐れがある”、賭博罪になる”可能性がある”と、グレーゾーンが付きまといます。
ひとつ言えることは、賭博罪では「一時の娯楽に供する物」を賭けることまでは禁止していません。
「勝った人にお菓子あげる~」や「負けた人がメシおごるルールね~」ってヤツです。
これは「お菓子」や「メシ」を賭けていますから、賭博と言えば賭博になります。
しかし、賭博罪はそこまで厳しく規制していませんので、お菓子やメシを賭けるぐらいなら合法の範囲です。
もちろん、ウン万円の高級料理となれば話は別ですよ。
高級車やブランド品も「一時の娯楽に供する物」にはなりません。
カジノ大会の賞金や賞品は警察に目を付けられやすい
このように賞金や賞品(景品)を賭けた各種大会は、日本全国でたくさん行われています。
そのほとんどは、スポンサー提供などからで賭博罪にはなりません。
しかし、賭け麻雀のように「ギャンブルそのまんま」の競技(ゲーム)については、警察も厳しく目を光らせているのです。
賭け麻雀って、参加者が参加料として支払っているわけでもなく、スポンサーが賞金を用意しているわけでもないですよね。
参加者が賭けたお金を勝った人がそのまま総取りする競技(ゲーム)で、まさにギャンブル(賭博)をやっています。
実際、賭け麻雀をやっていて書類送検されたニュースを聞きますよね。
スポーツ大会の賞金が、賭博罪に問われることはまずありません。
しかし、麻雀はそのゲーム性のイメージから賭博罪を厳しくチェックされています。
その競技(ゲーム)のイメージも大切なのです。
これは、カジノにも言えることです。
カジノと聞くと、ほとんどの人が「賭け事」「ギャンブル」を想像します。
それもそのハズ、カジノとは日本語で「賭博場」の意味ですから(笑)。
カジノは賭博・ギャンブルのイメージが強い
つまり僕が何が言いたいかと言うと、カジノは元々ギャンブルのイメージがあるので、ちょっとした賞金や賞品(景品)を用意しても、賭博罪では?と疑われてしまいやすいのです。
世間的なイメージもあります。
スポーツ大会で優勝賞金1億円を手に入れたら「すごいな!」と思われますが、カジノで優勝して1億円手に入れたら「違法賭博では?」と思われてしまいます。
花札や丁半も、そのまんまの賭博のイメージですよね。
やはり、カジノ=賭博=ギャンブルです。
カジノ大会でチップを換金しなくても、優勝者に賞金を用意するのはやめた方が無難だと思います。
また、賞品(景品)も高額なものは避けた方が良いでしょう。
参加賞程度の「一時の娯楽に供する物」なら、賭博罪を気にすることなく安心できると思います。
バレなければ大丈夫だろう・・・と思っていたら、「参加者のひとりがSNSに上げて、世間から批判を浴びて炎上した」と言うことにならないように気を付けて下さいね。
賭博罪は、本当に判断が難しいです。
迷った場合は、弁護士さんなど法律の専門家に事前に相談することをおすすめします。
この記事のように、素人の僕が書いたネット記事をそのまま鵜呑みにするのは危険ですよ(笑)。
賭博罪を専門にする日本で唯一の津田弁護士
今回、僕が参考にさせてもらったのが、津田弁護士と言う賭博罪に詳しい弁護士さんの記事です。
もっとも,対象となるゲームの社会的イメージが,当局からの疑いの程度に影響を及ぼすことはあるだろう。
賭博と結びつけられやすいゲームが対象になっていれば,やはり警戒はされやすくなる。
たとえば,「賞金付手本引き大会」というのを開催すれば,しっかりしたスキームを組んだとしても,当局から問疑されることはありそうだ。
その意味で,当該ゲームの性質や社会的イメージはやはり重要といえる。
麻雀についても,イメージアップの活動は大事である。引用元:http://tsuda-moni.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-2778.html
賭博罪改正を願う弁護士津田岳宏のブログ
↑津田弁護士のブログからの引用ですが、競技(ゲーム)のイメージが警察に影響すると書いてあります。
麻雀やカジノは、目を付けられやすいってことですね。
「手本引き」とは、花札や丁半などと同じ昔の賭博の一種です。
賭博罪に興味のある人は、一度津田弁護士さんのブログを読んでみて下さいね。
ちなみに津田弁護士は、プロ雀士でもあります。スゲー!
オンラインカジノは違法ではないと言う津田弁護士
津田弁護士と言えば、オンラインカジノ事件で不起訴(無罪)を勝ち取った弁護士で有名です。
2016年にオンラインカジノで遊んでいた日本人が逮捕されましたが、津田弁護士により不起訴となった事件です。
この事件により、「オンラインカジノは違法ではない」と言われるようになりました。
オンラインカジノの違法性については、こちらの記事でまとめてあります。
このオンラインカジノは、本物のお金を賭けてチップを換金することができます。
ただ、オンラインカジノは海外で運営されているため、日本の賭博罪では規制できないと言う問題点があり、ここが争点になったわけです。
デリバリーカジノで賞金を賭けたり、高額な景品を用意するのはやめた方がいいですが、オンラインカジノなら換金しても恐らくは大丈夫だろうと思います。
【まとめ】デリバリーカジノ(出張カジノ)は違法賭博に気を付ける
IR推進法が成立しましたが、まだまだ日本人にはカジノは身近ではありません。
実際にIRカジノが完成すれば、こうしたデリバリーカジノ(出張カジノ)などの需要ももっと高まるでしょう。
二次会やパーティーなどで、カジノと言うのも楽しそうですね。
幹事さんは、一度チェックしてみて下さい。
ただ、カジノはギャンブルです。
つい賞金や賞品を賭けたくなりますが、チップをそれらと交換してしまうと違法賭博になりかねません。
各ゲームのルールと同時に、違法にならないカジノ運営についても学ぶことが大切だと思います。
ところで僕は、先ほどの「ベラジョンカジノ」と言うオンラインカジノで遊んでいます。
ベラジョンカジノは、インターネット上にある仮想カジノですから、スマホやPCさえあればどこでも遊べるのがメリットです。
いっそのこと、デリバリーカジノではなく、パーティーでオンラインカジノ大会を開いてみてはどうでしょうか?(笑)
ベラジョンカジノは下記リンクから登録すると、当サイト限定特典として30ドルのボーナスがもらえます。
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