ルーレットでモンテカルロ法は禁止?ベラジョンカジノに聞いてみた
「モンテカルロ法は禁止されているのか?」について、ベラジョンカジノのサポートに聞いてみました。
リアルカジノではメモを取ることが禁止されているため、モンテカルロ法は使えないと言われています。
しかしオンラインカジノなら、メモしてもバレないですよね。
でも、もし賭け方などでモンテカルロ法をやっていることがバレて、アカウントが凍結されることだけは避けたいのも事実。
そこでベラジョンのサポートに聞いてみました。
目次
モンテカルロ法は禁止されていない
結論から先に言いますと、ベラジョンカジノではモンテカルロ法は明確に禁止されていません。
ベラジョンカジノのサポートに聞いた時の回答メールを紹介します。
—ここから—-
マーチンゲール法やモンテカルロ法などについては、
—-ここまで—-
基本的にベラジョンカジノでは「攻略法」と呼ばれる類の賭け方は禁止されていないようです。
とりあえずはモンテカルロ法を使っても、即アカウント凍結にはならないようで安心しました。
…ただ「キャッシュでの」と言う文言が気になりますよね。
言い換えれば、ボーナスでのモンテカルロ法は禁止されているの?と言う新たな疑問が浮かびます。
ボーナス規約に違反する可能性
恐らくベラジョンカジノのサポートが「キャッシュでの」と回答した訳は、この規約があるからだと思います。
↑これはベラジョンカジノの利用規約の一部です。
ボーナスの使い方(賭け方)についての注意点が書かれています。
赤枠で囲まれたところを見て下さい。
文章の後半に「複数の結果をカバーする賭け方」とありますよね。
これは具体的には・・・
・ルーレットで赤と黒を同時に賭ける
・ルーレットで奇数と偶数を同時に賭ける
・ダズンベットで3通りすべてに賭ける
・コラムベットで3通りすべてに賭ける
などが「複数の結果をカバーする賭け方」に該当します。
もちろん、ストレートアップベットで全部の数字に賭けるのも含まれますが、モンテカルロ法を使ってこの規約に違反しそうなのは、上記の4つの賭けパターンだと思います。
モンテカルロ法自体は「赤黒のどちらか」「ダズンベットのいずれか」に賭けるのが基本です。
しかし中にはモンテカルロ法+60%法など、他の攻略法と組み合わせる賭け方もありますよね。
そんな時に、このボーナス規約に違反する可能性が出てくるのです。
ボーナスの出金条件稼ぎは禁止
ちなみになんですが、なぜこのような賭け方が禁止されているか分かりますか?
それはベラジョンカジノでは「受け取ったボーナスの20倍の賭けをする」と言う出金条件があるからです。
これは単に20倍賭けさえすれば良く、勝ち負けは関係ありません。
例えば30ドルのボーナスを受け取った場合、600ドル分の賭け(ベット)さえすれば、その時点で残っているボーナスは、キャッシュとして出金することができます。
つまりルーレットで赤と黒の両方に賭け続ければ、稀に「0」で負けることはあるにせよ、ほぼノーリスクで賭け条件を達成できてしまうのです。
ボーナスを増やす目的ではなく、勝ち負け度を度外視した出金条件狙いの賭け方は禁止と言うことですね。
先ほどのベラジョンカジノのサポートメールでは、「賭け方によっては」とも書いてあります。
恐らくこれは、
「不規則な賭け方をすると、場合によってはゲームプロバイダー(メーカー)から指摘される可能性がありますよ」
ってことだと、僕は解釈しています。
その根拠が利用規約にある「複数の結果をカバーする賭け方」の部分です。
個人的には、基本的な賭け方のモンテカルロ法なら大丈夫だと思います。
しかし、モンテカルロ法をアレンジしたり他の攻略法と組み合わせると、自分の意に反して不正と見なされる可能性があるかもしれません。
キャッシュなら堂々とモンテカルロ法で賭ければ良いですが、ボーナスでモンテカルロ法を使う時は、少し気を付けた方が良さそうですね。
カードカウンティングは禁止
モンテカルロ法は、いわゆる攻略法と呼ばれている賭け方です。
今回サポートに聞いてみて、少なくとも明確に禁止されていないことは分かりました。
しかしここで、ひとつの疑問が浮かびます。
なぜ攻略法と呼ばれているモンテカルロ法を、ベラジョンカジノは禁止しないのでしょうか?
禁止してもオンラインだから、メモすることまでは管理できないからなのでしょうか?
モンテカルロ法と言えば、モナコのカジノを潰したと言う都市伝説があるぐらい(笑)、有名な賭け方なんですよ。
禁止しないと、ベラジョンカジノも潰されてしまいます。
モンテカルロ法でモナコのカジノが潰れた逸話は嘘か本当か考察してみた結果
この疑問はこちらを見れば分かります↓
「カードを数えたり」とは、カードカウンティングのことです。
カードをカウントする(数える)ことですね。
カードカウンティングは、利用規約で明確に禁止されています。
ちなみに今回のベラジョンカジノのサポートの返信からも、
「カードのカウンティングは不正行為となりますため、
と付け加えられていました。
補足:カードカウンティングは、主にブラックジャックで効果を発揮します。
場に出ているカードを数えて暗記して行き、これから出る残りのカードを予想する行為です。
自分に有利なカードが、まだデッキ(カードの山)に残っていると判断できた時に、一気に大賭けして稼ぐ攻略法がカードカウンティングです。
カンタンに言えば、麻雀で自分の欲しい牌があとどれぐらい山に残っているか、捨て牌から予想するようなものです。
カードカウンティングはリアルカジノでも禁止されており、バレると出禁になります。
BJのカードカウンティングは、見つかると出禁になる違反行為。実際にかなり有効なんだと思います。絵札が落ちる確率をだいたい把握すれば良い話なので、ざっくりとしたベンチマークを取る比較的簡単な方法があります。
— matildamk2 (@matildamk2) November 28, 2016
モンテカルロ法は期待値が100%未満
モンテカルロ法は禁止されていないけど、カードカウンティングは禁止されている。
この違いは何なんでしょうか?
それはモンテカルロ法は期待値が100%を超えないが、カードカウンティングは期待値が100%を超えるからです。
期待値とは、そのギャンブルが計算上(理論上)どれぐらい儲かるか?と言うのを数値化したものです。
期待値は還元率とも言われており、パチスロで言う機械割と同じ意味の言葉です。
期待値が100%なら、100円賭ければ100円戻って来る計算のギャンブルになります。
105%なら105円戻って来る計算ですね。
シングルゼロのヨーロピアンルーレットの期待値は、どんな賭け方をしても約97.3%です。
モンテカルロ法を使っても、この期待値は分からず同じです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
モンテカルロ法は2倍と3倍どっちが儲かる?ルーレットで期待値を計算してみた
ブラックジャックの期待値は通常約98~99%ですが、カードカウンティングを使えば100%を超えることも可能です。
カードを数えて残りのカードを予想できるようになれば、期待値(還元率)が100%を超えてしまうんですね。
プレイヤー側から見た還元率が100%を超えると言うことは、カジノ側から見れば赤字になってしまいます。
これでは商売としてやっていけません。
だからベラジョンカジノでは、カードカウンティングが禁止されているのです。
でもモンテカルロ法は、どんな賭け方をしても期待値は100を超えません。
理論上はカジノ側が儲かる計算になります。
だからベラジョンカジノでは、モンテカルロ法を明確に禁止していないのです。
これでモンテカルロ法が禁止されていない理由、カードカウンティングが禁止されている理由が分かりましたよね。
モンテカルロ法はバレないは間違い
「オンラインカジノだからメモしてもバレないので、モンテカルロ法を使って稼ごう」と書いてあるサイトを見たことありませんか?
メモするしないに関わらず、モンテカルロ法は稼げない攻略法なので使わない方が無難です。
それにベラジョンカジノでは、1ゲーム1ゲームすべてのゲーム履歴が残ります。
サポート側で確認しようと思えば、モンテカルロ法の使用を見破ることは容易でしょう。
「オンラインカジノだからバレない」ではなく、禁止されていないことと、バレてるけど見逃されているだけなんですね。
【結論】モンテカルロ法は必勝法ではない
今回調べて分かったことは、モンテカルロ法は攻略法と言われていますが、「必勝法」ではないと言うことです。
「じゃ、攻略法と必勝法はどう違うんだ?」と言われれば、それはそれで困りますが、少なくとも「必勝」ではないことは確かですね。
モンテカルロ法は期待値が100%未満であることと、ベラジョンカジノが禁止していないことがこれを証明しています。
そもそもギャンブルに「必勝」なんてものは存在しないです。
ネット上に「攻略法」「必勝法」「確実に稼げる、儲かる」などの本物の情報が出回っているわけがありません。
だからと言って、公開されていない有料情報なら本当かと言うと、それこそ詐欺です。
気を付けましょう。
「攻略法」と言われる類は、ルーレットを楽しむための賭け方のひとつだと僕は思います。
楽しむ目的ならいいですが、稼ぐことを目的としてモンテカルロ法を使うのは、期待値が100%未満で負けるのでやめた方がいいですよ。
メモする手間をかけた挙句、勝てずにストレスだけが溜まります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません