ライトニングルーレットは666法戦略では勝てない?負ける原因やデメリットを解説!
当たれば必ず6ドル儲かると言われている「666法戦略」。
「でも、ライトニングルーレットで使っても勝てないよ…」との声も聞きます。
と言うわけで今回は、ライトニングルーレットは666法戦略で勝てるのか?
また負ける原因や、デメリットについても解説します。
この記事はライトニングルーレットで、
・これから666法を使ってみようと思っている人
・実際に使ってみたけど思うように勝てない人
に向けて書いています。
【先に結論】
・666法を使っても勝ちやすくはならない。
・負ける原因は1度ハズレると取り戻せないから。
・デメリットはラッキーナンバーで当たりにくいこと。
目次
666戦略は攻略法や必勝法ではない
666法戦略はルーレットの「攻略法」や「必勝法」と呼ばれている賭け方。
今回はオンラインカジノで大人気の「ライトニングルーレット」を例に解説をします。
僕の認識では…
・攻略法とは使えば通常より勝ちやすくなる方法
・必勝法とは使えば100%必ず勝てる方法
だと思っています。
では666戦略は、本当に攻略法や必勝法なんでしょうか?
答えは「NO」です。
666法を使っても、勝ちやすくなったり必ず勝てるわけではありません。
冷静に考えれば、ギャンブルに攻略法や必勝法なんかあるわけないです。
もしあれば、カジノが潰れてしまいますからね。
しかもそんな情報が、ネットに載ってるわけがない(笑)
もっと冷静になって考えましょう。
666法でも期待値は変わらない
666法で賭けても勝ちやすくならない理由は、普通に賭けた時と期待値が変わらないからです。
期待値とは、ある金額を賭けた時にどれだけその金額が戻って来るか?(配当があるか?)を数値化したもの。
具体的に言うと、ライトニングルーレットの期待値は97.3%です。
これはベースになっているヨーロピアンルーレットと同じ数値ですね。
期待値が97.3%と言うことは、理論上(計算上)は100ドル賭けた時に97.3ドルの配当が期待できると言う意味です。
666法で賭けてもこの期待値は変わらず、通常通りに賭けた場合と同じになります。
だから「666戦略は勝ちやすくならない」となるわけです。
※詳細については後で説明します。
期待値が100%未満は勝てない
期待値が100%未満なので、ライトニングルーレットは理論上は勝てないギャンブルとなります。
666法で賭け続けも期待値は上がらないので、これが666法戦略で勝てずに負けてしまう原因です。
って言うか、期待値が100%を超えるギャンブルなんかありませんけどね。
もし期待値が100%を超えるのなら、それはカジノ(胴元)側が長期的に負けることになり経営が成り立たなくなるからです。
これはパチンコや競馬や競艇・宝くじにも、同じことが言えます。
【ギャンブル期待値】
競馬 74%
競輪 75%
競艇 74.5%
パチスロ 70〜85%
宝くじ 45.7%(パチスロが思ったより期待値高かった)
やり込んでる人によっては数値変わるが、
総計するとこの値に収束する傾向がある。
— たくみ📚現役大学生の教育 (@big_bald_head_) March 12, 2020
↑こうして見ると、オンラインカジノは平均してどのゲームも期待値が95%前後ぐらいあるので、実は一番勝ちやすいギャンブルと言えるでしょう。
宝くじは買った瞬間に半分負ける「ぼったくりギャンブル」です。
緑色の0の分だけ期待値が下がる
なぜ、ヨーロピアンルーレット(ライトニングルーレット)の期待値が100%未満なのか?
この理由は簡単で緑色の0があるからです。
緑色なので「赤or黒」のベット対象外ですし、0は「偶数or奇数」でもありません。
つまり0が出れば「赤or黒」「偶数or奇数」に賭けたプレイヤー側は総ハズレになるので、結果としてその分だけ期待値が低くなるわけです。
またストレートアップに賭けても、プレイヤー側は理論上は損をしています。
ヨーロピアンルーレットは、0~36までの37個の数字があります。
これにストレートアップで賭けて、当たった時の配当は36倍。
37個の数字があるなら、本来は37倍でないと割に合わないハズです。
でもストレートアップの配当は36倍…。
つまりこの「37個の数字で36倍配当」と言う部分も、ルーレットの期待値を下げている理由です。
ちなみにこれはスプリットやコーナーなど、すべての賭け方で計算しても同じ期待値になります。
この期待値の差の部分が、カジノ側の儲けになるわけですね。
もし仮に数字が37個で37倍なら、期待値が100%の「チャラのギャンブル」になります。
666法の期待値を計算
次にヨーロピアンルーレットで666戦略を使った場合の期待値を計算してみます。
そうすれば、666法を使っても期待値が変わらない=勝ちやすくはならない、勝てない戦略、ということが分かるハズです。
まず、普通にストレートアップで1ドル賭けた時の期待値は、
【計算式】
36/37 x 0ドル + 1/37 x 36ドル
= 0.9729ドル
36/37の確率でハズレて0ドルになるけど、1/37の確率で当たって36ドルになる、と言う計算ですね。
で、やはり期待値は97.3%になります。
そして666法で賭けた時の期待値を計算してみます。
①「赤」に36ドル賭けた場合
(19/37 x 0ドル + 18/37 x 72ドル)
=35.02
35.02÷36=0.9729
18/37の確率で72ドルの配当がもらえるので、この時の期待値は97.3%です。
②スプリットで4ドルx6か所、合計24ドル賭けた場合
(25/37 x 0ドル + 12/37 x 72ドル)
=23.35ドル
23.35÷24=0.9729
スプリットで賭けても期待値は97.3%です。
③ストレートアップで2ドルx3か所、合計6ドル賭けた場合。
(34/37 x 0ドル + 3/37 x 72ドル)
=5.83ドル
5.83÷6=0.971
ストレートアップに6ドルベットした時の期待値は97.1%です。
と各3つの賭け方の期待値は、それぞれ約97%と同じになります。
666法戦略は1ゲームあたり全部で66ドルを賭けて、64.2ドルの配当が期待できる「負ける」賭け方です。
攻略法や必勝法どころか「必敗法」とも言えます。
暇な人は一度自分で計算してみると、666法がいかに意味のない賭け方ということが理解できることでしょう。
ライトニングルーレットも97.3%
では、今回の本題である「ライトニングルーレットで、666法戦略で賭けた時の期待値はどうなるのか?」についてです。
これはラッキーナンバーの振り分け確率が公表されていないので、先ほどのような計算式が作れません。
ラッキーナンバーの個数や倍率・選ばれる数字は毎ゲームランダムですが、その振り分け率が分からないので計算ができないのです。
666法戦略で言う「ストレートアップで3つの数字に賭ける部分」ですね。
ここの計算式が作れません。
ただ振り分け率は不明ですが、期待値だけはメーカーから公表されています。
それが上の画像であった97.1%。(もう一度貼っておきます)
振り分け率は不明でもストレートアップは、トータルして97.1%の期待値になるようにプログラムされているわけです。
↑ライトニングルーレットでは、ストレートアップでラッキーナンバーを狙って賭けても期待値はほぼ同じなんですね。
「え?でもラッキーナンバーは最高配当500倍だから、ストレートアップの期待値はもっと高いハズでは…?」
こう疑問に思う人もいると思います。
そんな人は次を読めば解決します。
ストレートアップは30倍配当
実はライトニングルーレットのストレートアップの基本配当は30倍なんです。
通常、ヨーロピアンルーレットのストレートアップは36倍ですが、ライトニングルーレットは30倍。
ラッキーナンバーの配当が30~500倍と高配当な分だけ、通常のストレートアップの配当を抑えてバランスを取っているのです。
これがストレートアップの期待値が97.1%に留まる理由ですね。
ライトニングルーレットの醍醐味と言えば、何と言ってもラッキーナンバーを狙って当てる一攫千金!
その分、通常の配当は30倍しかないけど、ラッキーナンバーで当たればデカイ!と言うのが特徴です。
通常の30倍とラッキーナンバーとを合わせて、トータルでどれぐらいの配当が望めるのか?の答えが97.1%と言う期待値になるわけです。
↑ライトニングルーレットのストレートアップの配当は30~500倍となっています。
「当たれば」6ドル儲かる
666法は「当たれば」毎回、必ず6ドルの儲けが出る賭け方です。
赤、スプリット、ストレートアップのどれで当たっても72ドルの配当がもらえるので、ベットした合計66ドルを差し引いて6ドルの儲けになります。
で、666法が当たる確率(勝率)は約89%。
約9割の確率で6ドル儲けることができる賭け方です。
これが666法戦略の”売り文句”ですよね。
ここでの注意点は「当たれば」6ドル儲かると言うことです。
毎ゲーム、必ず6ドル儲かるわけではありません。
11%の確率で66ドル損
勝率89%の666法戦略ですが、でもこれは逆に言えば残りの約11%の確率でハズレて負けるわけです。
666法は4つの数字に全く賭けていません。
37分の4(約11%)の確率で、どれも当たらない完全ハズレになります。
ハズレたその時の損失額は66ドル…。
66ドルですよ!
1ドル=150円換算なら1万円も損します。
連敗すると取り戻せず負ける
666法でひとたび負けると、1ゲームで66ドルも凹みます。
これを取り戻すのには、11ゲーム連続で当て続けることが必要です。
そしてこの取り戻している11ゲームのうちに、再度ハズレてしまったら…。
これが666法戦略で負ける時のパターンです。
ハズレる確率の11%って意外にと言うか、かなり高い確率ですよね。
約9ゲームに1回は、賭けていない4つの数字のどれかが出る計算になります。
でも取り戻すのに必要なゲーム数は11ゲーム…。
これが何を意味しているか分かりますよね?
取り戻している間に再度ハズレることは多々あると言うことです。
こうして連敗を重ねて行き負けを取り戻せなくなるのが、666法戦略が勝てない原因になります。
666法は33個の数字に手広く賭ける分、ハズレた時の損失額が大きいことを忘れないで下さい。
「勝率89%!誰でも簡単に勝てる!」
と言う、メリットだけに騙(だま)されないようにしましょう。
スプリットでLNは当たらない
最後に666法戦略のデメリットです。
ライトニングルーレットの魅力と言えば、ラッキーナンバーですよね。
最高500倍と言う高配当を狙って、皆さん毎ゲームストレートアップで勝負します。
でもこのラッキーナンバーは、ストレートアップベットしか当たりません。
インサイドベットでも、シングルナンバーのみがラッキーナンバーの対象です。
つまりスプリットやコーナーベットでは、ラッキーナンバーは当たらないんですね…。
666法戦略ではスプリットで6か所に賭けますが、仮にラッキーナンバーで当たっても配当は通常の18倍のままです。
「500倍のラッキーナンバーがスプリットで当たったから、配当は半分の250倍」にはなりませんので注意して下さいね。
これがライトニングルーレットで666法を使って賭けた時のデメリットと言えるでしょう。
↑ライトニングルーレットの規約にも「ストレートアップベットを行った場合」と書いてあります。
【結論】スプリットをストレートで賭ける
結論、666法戦略は攻略法でも必勝法ではありません。
やってみれば分かりますがフツーに負けます(笑)
よ~く考えてみて下さい。
ルーレットで賭け方を変えたぐらいで、期待値が変わるハズがないです。
ルールが変わらない限り、期待値はいつでも誰でも毎ゲーム同じです。
期待値を上げたいのならボールを2つにするとか、緑の0の穴をふさぐとかする必要があります(笑)
つまり666法に限らず、この手の攻略法や必勝法の類は全部ウソってことです。
もしライトニングルーレットで666法やるなら、スプリットで賭ける部分をシングルナンバーに変えたらどうかな?と思います。
スプリット1か所につき4ドル賭けるところを、シングルナンバーで各2ドルずつに賭けるのです。
例えば⑰と⑳のスプリットに4ドル賭けるのを、⑰と⑳にぞれぞれシングルナンバーで2ドルずつ賭けると言った具合に。
↑このスプリットを賭け額を半分にして・・・
ストレートアップにそれぞれ変更します↓
当たった時の配当は、スプリットなら18倍で72ドルの払い戻し。
シングルナンバーは30倍なので60ドルの払い戻しです。
一見すると損しているように見えますが、その分シングルナンバーはラッキーナンバーで当たる可能性を秘めています。
6か所のスプリットを12個のシングルナンバーに変えて、これに元々シングルナンバーで賭けている3つの数字も合わさるので、合計15個の数字にシングルナンバーで賭けることになります。
これならラッキーナンバーが当たるかどうか、毎ゲームドキドキできますよね。
もちろん、このように666法の賭け方を変えても期待値は変わりません。
しかし「負ければ大損だが当たってもたったの6ドル」の従来の賭け方より、毎ゲームラッキーナンバーの一攫千金で熱くなれるので楽しめます。
もし高額配当が当たれば、そこで勝ち逃げもできますからね。
僕は「〇〇〇法」などは単なる作業だと思います。
やっていて面白くないですよね。
100%儲かるなら話は別ですが、期待値が変わらないのに使う意味ってあります??
ギャンブルって勝ち負けの結果も大切ですが、自分の予想が当たるかどうかの過程を楽しむのも醍醐味ではないでしょうか?
最後にライトニングルーレットで期待値を上げる方法をご紹介します。
それは各オンラインカジノのボーナスやキャンペーンの特典を利用することです。
これらは純粋にプレイヤー側に「儲け」になりますので、その分だけ期待値を上げることができます。
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